介護と日常

介護体験記2 介護が一気に大変になる事

介護体験記2 介護が一気に大変になる事

あなたは身近な人の介護をしていますか?介護は終わりのない一本道だと思っています。

その体験をした方の体験記を特集しています。

介護で大変なこと認知機能の低下

介護で大変なのは、なんといっても、おむつの交換です。
私の母は、84歳を過ぎた頃から、パーキンソン病と認知症を発症し、足腰の筋力も弱ってきました。
ただ単に、足腰の筋力が弱ってきただけなら、介護はそれほど大変ではないと思います。
しかし、認知症が伴うと、介護は一気に大変になってきます。
なぜなら、介護される本人は、認知機能が低下し、自分の行動や今が何月何日なのかといったことも、分からなくなっているからです。
私の母も、高齢になってから、認知症が徐々に進行し、自分の事や、娘である私のこと、妹のことや夫である父のこともよく分からなくなっていました。
そのため、会話のコミュニケーションがほとんどできません。なので、「オムツを変えようね」などと声をかけても、母は、意味が分からなくて、動こうとしたり、何かを叫んだりして、いやがったりしていました。
ですので、無理やり本人を寝かせてから、オムツ交換などの介護をしました。
また、私の母は、認知症になってから、何度か家から外に出ようとし、頭を打って、大きな怪我をしたこともありました。
その時には、入院しましたが、「かわいそう」という気持ちと、情けなさで、介護する側の私も涙が出ました。

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 介護をしていて良かったことは家族の絆が以前より深まったこと

介護をしている最中は、良かったと思うことは、多くありません。なぜなら、介護は大変なことがほとんどだからです。
介護の後、母は亡くなりました。母が亡くなった今は、父の大きな協力のおかげで、認知症の母を施設に入れないで、家で介護することができたことがとても良かったと思っています。
母は、元気な時、「足腰が立たなくなったら、施設に行く?」と尋ねたら、「行きたくない」と言っていました。
母は、施設に行くというと、まるで、自分が見捨てられたような気がしていたようです。
ですので、最後まで、母を自宅で介護することができたことは、母にとっても、とても嬉しいことだったのではないかと思っています。
母の介護が私一人ではとてもできませんでした家族の協力がどうしても必要です私の場合は父が主になって母の介護をしてくれました。
父は力があるので母をトイレに連れて行ったり食事のために台所に抱きかかえるようにして連れて行ったりすることができ私は妹にはできない力のいる介護を積極的にしてくれました。
そのことで家族の絆が以前より深まったような気がしますそれが母を介護していてよかったことです。