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介護4

あなたは身近な人の介護をしていますか?                     介護はある日、突然訪れます。それにどう向き合えばよいか?

経験者の実体験を紹介します

1. 誰の介護をしていてどんな状況の方を介護していたか?(認知症、徘徊等)あなたの体験談をお聞かせください。

老衰で自由に起きれなくなり最後の方は認知症が出だした祖母を介護しました。

2. 介護期間はどのくらいですか??

5年程

3. 介護をしていてとても大変だったことはどんなことですか?

初めは起き上がるのを助けたり、歩くのを助ければトイレやお風呂まで移動できたが段々自力で歩くことも困難になってきた時の移動がとても大変でした。
またお風呂やトイレも動けなくなってからは全てサポートしてあげなければならず個人的にはその作業が一番苦痛でした。
私は両親と私で交互または一緒での介護でしたがそれでも最後の方は身体的にも精神的にもしんどかったです。
それは祖母が身体的にも認識的にも衰えて、かつて厳格だった祖母がまるで子供のようなわがままを言ったり嫌がったりする事で余計に疲れいたのだと思います。
ただでさえ体が動かないので多くの細かなサポートをしているのに、食事やお風呂などの際ささいなことで嫌がったり怒ったりして汚して余計に手間になる時は何度も祖母の介護をその場で逃げ出したくなりました。また嫌がらせが父や私より母の方が露骨に酷いのがストレスであり自分の中で折り合いをつけるのがむずかしかったです。

4. 介護をしていて良かったことはどんなことですか?

両親との絆がとても深まったと思います。
これは祖母の介護度が軽くても重くても変わらず深まっていきました。
辛いときはお互い愚痴り合いつつ、最後には祖母の事を思った発言と思考になるようにしてその会話を終わる事を皆心がけていたように思います。特に母と介護の会話をすることが多く一番つらい立場なのに献身的に相手の立場を思う母を間近で見て尊敬と自分もこのような人でありたいと目標になりました。
仕事であまり関われない父は介護グッズやサービスを調べてくれできるだけ介護が楽になるように、そして万が一私達では介護ができなくなった時どうすれば良いかを色々と提案してくれました。
また祖母の昔話には介護をするようになってからとても話題に上がることが多くなり家族という物の良さを改めて実感させられました。そして、祖母も認知症になる前は孫の私にはよく感謝の言葉をかけてくれその時は改めてやり甲斐を感じ恩を返せていると思えました。